2026.10.22
SPF50+、PA、星二つ。日焼け止めの箱は、どこから読めばいい?
正面の数字を見たら、使う一日も想像したい。塗り直しと落とし方まで考えると、売り場で見るところが変わってきます。
情報確認:2026-10-22

日焼け止めの箱に並ぶ数字、+、星。全部多いものを選べばよさそうですが、三つが表していることは別です。記号を全部覚えるのは少し大変ですよね。まずは、いつ使う一本なのかを思い浮かべながら、箱を見てみましょう。
まずは正面の三つ。最後に裏面
- 使う量
- どのくらい塗る?
- 塗り直し
- 外でも使えそう?
- 落とし方
- 洗顔料? クレンジング?
数値は目的に合うものを。
使い方は、その製品の説明へ。
表の大きな数字を見たら、裏の「使用量」「塗り直し」「落とし方」も確認します。日本化粧品工業会の説明を基に編集部作成。
日本化粧品工業会の用語解説では、SPFは主に赤くなる日焼けを起こすUVBへの目安、PAはUVAへの目安です。SPFは数字、PAは+の数で示します。SPFだけ読めば終わり、というわけではありません。
数字の大きさだけで、朝から夜までお任せできるわけではありません。量や塗り残し、こすれて落ちることも関わります。だから私なら、正面の数字を見たら、裏面の「使う量・塗り直し・落とし方」まで読みたい。 実際に毎日付き合うのは、そちらでもあります。
星は、水遊びの日に見たい表示。汗とは別
工業会のQ&Aでは、UV耐水性は肌の外からの水に対する目安で、汗への強さを示すものではないと説明しています。プールや海に入る日には見たい表示ですが、汗をかく通勤だから星だけで選べる、という意味ではありません。
水に強い製品を選ぶときも、夜の落とし方は別に見ておきたいところ。必ずクレンジングが必要とは限らず、製品によって違います。使う日だけでなく、帰ってからの手入れまで想像すると、選ぶ一本が少し絞れてきます。
| 過ごし方 | 先に見ること | 忘れたくないこと |
|---|---|---|
| 通勤と買い物 | SPF・PAと使用量 | 外出先で塗り直せるか |
| 一日屋外で過ごす | SPF・PA、量と塗り直し方 | 帽子・衣服・日陰も使う |
| 海やプール | SPF・PAに加えUV耐水性 | 水やタオルに触れた後の塗り直しと、夜の落とし方 |
使い始めたら、時計だけでなくタオルも気にする
工業会の案内は、十分な量をムラなく塗り、2~3時間を目安に状況を見て塗り直すことをすすめています。まず買った製品の量を基準にします。少なめを薄く伸ばしただけで、箱と同じ防御を期待しないようにしましょう。
汗をタオルで拭いた後や、服でこすれたところは、落ちていないかも気になります。時間が来るまで待てばよい、ということではありません。外で長く過ごす日なら、家に置く一本だけでなく、外で塗り直せる一本も考える。 持ち歩きやすさや塗り直す手間も、選ぶときに見たいところですね。
耳や首など、外に出る場所も確認。涼しい日に迷ったら、気象庁の紫外線情報でその日の地域の情報を見られます。地域ごとの予測を見られるので、外で過ごす日の参考になります。
数字の高いものを探すだけだった売り場も、「今日はどこで使う?」「外で塗り直せそう?」と考えると見方が変わります。自分なら、持ち出すのがおっくうにならないことも大事にしたい。正面の数字と、使う一日の両方を見ながら選びたいですね。
参照した資料
確認日:2026年10月22日。資料の日付は以下に記載しています。
- 日本化粧品工業会「気になる紫外線用語CHECK!」公表日記載なし
- 日本化粧品工業会「UV耐水性の表示に関するQ&A」公表日記載なし/Q2・Q5~Q10
- 日本化粧品工業会「紫外線防止の基本」公表日記載なし
- 気象庁「紫外線情報」当日・翌日の予測情報。特定地域の数値は本文で引用していない